幕末 尽忠報国烈士伝-MIBURO-

 

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今回は前回の記事で書かないつもりだったインレから発売された幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-について書きたいと思います。
というのも、研修で飛行機に乗ったんですけど機内で暇すぎてメモに残してました。

僕がChuShingura46+1にどハマリしたこともあって、2017年で一番期待してました。
未プレイの方はそちらからぜひプレイしてみてください。


では、恒例のいいとこ悪いとこへ
前作のChuShinguraや、史実について書くところもあるのでネタバレが多少あります。

 

 

 

・いいところ
・史実に忠実である
本作はタイトルの通り壬生浪士組の結成から新撰組、そして戊辰戦争明治維新あたりまでを描いております。
僕は恥ずかしながら歴史について全く興味がなく、本作をプレイしていなければ上記のような単語は出てこなかったでしょう。
それくらいの知識だったからか、めっちゃ楽しかったです。
ただ、詳しく知っている人は脚色などがあるところはあったが、そこそこ史実に正確なので先がわかってしまうことが多く楽しめないかも知れません。


・いらないキャラがいない
現代の日本を築くためにいらない人などいなかったんだなぁとアホ並みの感想でした。
薩長同盟では坂本龍馬くらいしか知らなかったんですけど、同盟結ぶまでの過程やら携わった人。その背景までいろいろな人が関わってました。
また、美少女だから死ぬ事はないだろうということは無く、しっかり史実通りに死にます。

 

 

悪いところ
・逆に史実通りすぎる
上記にも書いた通り、史実に正確なので先がわかってしまうことが多い人もいる。
その点、前作のChuShinguraも史実に忠実なのは一ルート目、それ以降主人公の設定を生かしてオリジナルのストーリー展開が楽しめただけに残念でした。
前作みたいに最後は全員が救われる、までは行かないにしてもある程度の救済がある終わり方を用意して欲しかった。

 

・主人公が空気すぎる
これも前作の主人公と比較してしまうんですが、今作は主人公が空気すぎる。
前作は主人公が自ら物語を動かす主軸になって、戦闘でもメキメキ力をつけて頼られる存在になっていたのに対して、今作は土方や近藤などのカリスマ性を持つキャラに従ったり流されたりしているだけでした。
記憶喪失や玉の力の設定や妹のくだりいるか?って思った。
なんか最後にチョロッとフラグ回収されるんですが、なぜそうなったのか。なぜそうしたのかの意図が見えない。芹沢さんをある程度史実通りにするためだけだったのか?


・芹沢さんルートがない
さっき少し名前が出た芹沢さん。
この人は近藤勇と並ぶ、新撰組の局長筆頭なんです。
芹沢さんめっちゃエッチでいいキャラしてるのに、個別ルートがないってどういうこっちゃ。
僕は今作でダントツ一番好きでした。

 


こんな感じでした。
史実を一ミリも知らないの僕は何一つ知らない歴史だったので楽しめました。
が、前作のようなどんでん返しがないので読んでいて痛快にはならなかった。
話がやや締まらずに終わったので、次は日露戦争やら日清戦争の話も書くのかな?
歴史に詳しくないので、縄文時代から現代の安倍政権まで事細かにエロゲにしてくれ。
安倍晋三ちゃんが可愛いかどうかは置いておいてさ。