ISLAND(非18禁) front wing
はい、どうもしきっこです。
今回はタイトルにもある通りISLANDの感想を書きたいと思う。
というより、みんなと気持ちを作品を共有したいって側面が大きすぎて、もはやそれが正面まである。
そもそもここの文をパソコンを打っている今この時も最後までクリアしていない。途中で積もった気持ちを整理して書き残したいと思ったから今書いている。
それくらい良かった、ということである。買うか悩んでただけの人はここでブラウザバックなりで戻っていただいてもかまわないと言える。もちろん人には好みがあるから絶対なんて言えはしないけれど。
ISLANDがどんなゲームかというと、エロゲ会社が全年齢の作品を作った”らしい”。
何故らしいかというと僕が作品をしたことがないからである。
まぁ、グリザリアシリーズくらいは知ってるので全く知らないってこともないけれど。
話が逸れた。僕が何が言いたいかというと、要はエロゲだしやめとこって敬遠しないでほしいということである。別にエロゲを卑下しているわけではないが、やはり僕も昔はオタク臭さは一段と濃いコンテンツのイメージだったし、今も変わらないので否定はしない。
しかし、それだけの理由でやらないのであればこんなに愚かなことはないと、これも僕自身が実際にやてみて思ったので、まずはその会社の中の全年齢版で声優もみんなが知っている敷居が低いと思われる今作でウォーミングアップでもと願っているのだ。
さて、そんな今作はどんなゲームかというと所謂タイムスリップものだ。しかし、シュタゲのようにポンポンするわけでも科学的なあれこれがあるわけでもない。それどころかその真逆とも言えるお伽噺(おとぎばなし)や伝説とSF要素のほうが濃く、それらに科学ガジェットを絡めたストーリー展開だ。
なのでシュタゲのようなものを期待しているならば肩透かしを食らう。が、ライターの世界へ引き込まれてしまうほど壮大な物語である。
次にイラスト。これは上に張り付けた画像を見てもらえればわかると思うが文句なしだと思う。『今月は何もいいゲームでねぇなぁ。あ、ISLANDってゲームのイラストええな。んー、でも全年齢かぁ』と目をつけていたのだ。……後半の愚痴には目をつぶって頂きたい。エロ(もちろん演技だ!消してシコれないと勿体ないなんてことは考えていない)がないと何十時間もやるのは厳しいし、エロ抜きで評価できる作品ってのも稀有な物だ。評価できるってのは及第点ではなく、自分が胸を張ってオススメできる作品ってことでね。それを今回は批評空間の採点と、次に書く声優陣がイラストのレベルを後押ししたというわけだ。
ちなみに、批評空間(http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/)というのは、今作のように例外もあるが基本的にエロゲのレビューが集まる掲示板のようなサイトである。ここでの採点は多少個人の好みにもよって意見は分かれるが、かなり信頼度の高いサイトだと思う。
点数の目安だが 75~79 声優や好みで自分にあう素晴らしい作品が見つかる
80~87 誰に聞いてもオススメのある程度安定した一作
88以上 その年の神ゲー候補
ってな感じ。75以上は好みでかなり上下するが、それでも神ゲーだと思えるような作品はやはり80以上からだと思う。
反対に75以下は以下はどう転ぼうが声優が良かろうが大手メーカーだろうが駄作、地雷なのでそれでもお買い求めの際は覚悟しておこう。
閑話休題。
最後に先ほど言った声優陣。田村ゆかり、阿澄佳奈、村川梨衣の三人がそれぞれヒロインを務める。前からそこそこ好きだったけど、さらに好きになった。
みんな当たり役だった。ゆかりんのめっちゃはかない感じの演技と狂った演技の温度差、きつい口のキャラだが根はやさしく女の子っぽいキャラをアスミスの声でうまく表現できていた。りえしょんの独特な感じの声がハマって、最初はあまりいいイメージのなかったキャラがとても魅力的に映った。あとあんまり下ネタ系の作品に出てないイメージのアスミスが主人公のセクハラ発言に照れたり言い返したりしていて、セリフ自体は全くエロくなくても『あぁ、アスミスはセクハラのシーンってわかって吹き込んでいるんだ……』って思うと晩御飯が進みました。こういうシーンがPCブランドの特権ですね。
以上、ネタバレなしでの感想でした。